校長室より

ご挨拶


郷土に育ち、郷土を愛する『熊っ子』に!

嘉麻市立熊ヶ畑小学校長 市川 修

 本校は、全校児童数18名の小さな学校です。嘉麻市の南西部に位置し、周囲を緑深い山々や清流山田川に囲まれた自然豊かな地域にあります。周辺には田畑も多く、農作物の成長と共に季節の移り変わりを感じることもできる、とても恵まれた環境にあります。平成25年より嘉麻市の「小規模特認校制度」により、市内全域からの就学が認められており、熊ヶ畑地区以外からも児童が通っています。

地域で学ぶ・地域に学ぶ・地域と学ぶ
 明治43年の開校以来百年を超える歴史をもつ本校は、「地元の学校」として地域住民の方々からの絶大なる期待のもと、地域に支えられながら教育活動を展開してきました。
 特に、自然を生かした活動は野菜作りや茶摘み、梅干しづくり、ブドウ園見学など様々にあり、その度にたくさんの地域の方々のご指導・ご支援をいただいています。
 中でも、年間を通しての米作りでは、春の籾まき・田植えから秋の稲刈りまで丁寧にご指導いただき、年末には収穫したもち米を使っての「もちつき大会」や「注連縄作り」を開催。稲作と共に紡がれてきた地域の文化を、地域の方々から直接に指導を受けながら、一緒の時間を過ごす体験を通して、地域に対する愛着と誇りを醸成し、故郷としての熊ヶ畑を愛する気持ちを育んでいます。

 また、地域と一緒に行う秋の合同大運動会では、毎年毎年の子ども達の成長を地域の方々にも見ていただきながら、一緒に競技をしたり応援し合ったり、地域の思いを直に感じながらの有意義な一日を過ごします。
 さらに、保存会の皆さんの指導による獅子舞、敬老会でのお祝いの出し物の発表等も含め、この地域ならではの活動の中で、子ども達は知識や技能だけでなく様々な力を身に付けます。これらを生かし、より教育活動・教育課程の充実を図っていきたいと思います。

『気付き、考え、実行する』熊っ子
 本校の教育目標は「社会力を身に付けた児童の育成〜『気付き、考え、実行する』熊っ子〜」。
 受け身になりがちな外部の支援を受けての学習活動の場面でも、せっかくの学びの効果を半減させないよう、『気付き、考え、実行する』を合言葉に、自ら考え、自ら求め、自ら発信していくことのできる子ども達を育てようと、職員一同、日々努めています。

一昨年夏の豪雨の際には、学校裏山の土砂崩れにより校舎の一部が損壊し、隣の小学校での間借り生活を余儀なくされましたが、多くの皆様のご支援のお陰で、今年一月に無事帰還を果たすことができました。この間ご支援いただきました皆様に、厚く感謝申し上げます。
 今後も「熊ヶ畑ならでは」の様々な体験や学習活動を仕組み、生かしながら、本校が地域と一緒に創り上げてきた『熊小』の文化と伝統を継続・発展させ、子ども達の主体的な学びを支え促していくことで、郷土に育ち、郷土を愛する『熊っ子』を育んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



     本校の特色としては、
      @ 少人数指導等、個に応じた指導による「確かな学力」の育成
      A 異学年交流活動による「社会性・自尊感情」の醸成
      B 多様な体験活動による「豊かな心」の育成
      C 延長指導(放課後指導)による児童の健全育成



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